ずっといっしょに

胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

主人の体調不良の原因は胃癌でした。不調から入院までの経緯(3/7)

窓の外から見えるガラスの花瓶

当然のことながら...夫の「風邪」が良くなることはありませんでした。

そればかりか具合はどんどん、1日ごとに悪化していました。

ひどいお腹の張り。食欲不振。食事も取れず、お水を飲むのもつらくなっていました。なのにお腹の中からは常にチャポチャポという水音がしてしていました。

 


胃内停水という状態でした。

その症状から、上腹部不定愁訴、機能性ディスペプシア(FD)や、鬱病ではないかと疑われました。睡眠薬や鬱病の薬まで処方され、1日に飲む薬は山のようでした。

 


きっと治るからと、どんどんどんどん薬を飲んで、毎日毎日、食事も取らないのに、薬、薬、薬…

こんなに飲まなきゃいけないのかと辛い気持ちになりました。

 


ご近所のお医者さんを信じないわけではありませんでしたが、この頃の私はだんだん平静さを失っていたように思います。

主人との喧嘩も増えました。

主人は食事が取れないだけでどこも痛くないのだから、心配はないといいます。

でも反対に私は、なんだかわからない恐怖を感じていました。

ダメだ、このままじゃダメだ、きっと…

 


その後の言葉は恐ろしくて、自分でも考えないようしていたのですが、

もう、限界でした。

 


取り返しがつかなくなる。

 


私は、嫌がる主人を説き伏せて人間ドックの予約を取りました。

 


私があまりにうるさく騒ぎ立てるため、主人は渋々休みを取ってくれました。

人間ドックなら全ての検査が一気にできます。

それに、その結果によっては速やかな治療を受けることができるでしょう。

 


FDという難しい病気なのか?それとも近所のお医者さんの言う通りの鬱病なのか。

 


でも、もうすでに「逃げられない巨大な災」はしっかりと私達を捕まえていました。

 


どこも痛くないと言っていた主人も、検査の日を待つ間に具合が悪くなり

お腹が膨れ上がり、お水も食事も取ることができなくなりました。お医者さんへ行っても、検査受けるまではどうしようもない、食べなくても死にはしない、水も飲めないなら氷でも舐めておけと言われました。

 


主人は日に日に弱っていきましたが、忙しい時期なので毎日出勤していました。しかし帰りにはもう立つこともできず毎日タクシーで自宅まで帰る日々でした。

 

 

 

思い出したくない話です。

書いているうちに、目眩してきました。でもこの頃の主人は目眩どころじゃなかったんですよね。

本当に、診断に納得がいかなければ、もっと早く動くべきだった。今となってはどうしょうもないほどの後悔ばかりです。検査だって、もっともっともっと早く受けられるようにしたかった。

検査しなくては何も動きはしません。お医者さんにも治療してもらえないのです。

誰も助けてくれないのです。

それを当然だと思いいながら、つらい毎日でした。